フィインが先月、ソロアルバム「Redd」を出しました!楽曲、コンセプト等など本当に良かったのでそのことについて書きます。
目次
フィインの歌を聴け
本国韓国では「信じて聴くママム」と言われるほど歌唱力に定評があるMAMAMOO。
"歌唱力天才"だらけのメンバーの中での私のフィインの印象ですが、初めて歌声を聴いた時、他のボーカルラインであるパワフルなソラや哀愁漂うファサに比べて甘い声で、「4人の中でも一番アイドルっぽい声だな」と思ってました。
しかし彼女の凄さに気づいたのは、数年前の歌謡祭でのパフォーマンス。
足を怪我し、3人が踊る中で彼女だけ椅子に座って歌っていたんですが
「え!?負傷して立てなくてもてもこんなに歌声出るの!?」と驚きました。
MAMAMOOは全員”口パク”とは縁のない実力とはいえ、音源と変わらぬ安定感で、「フィインの一番の魅力はライブにある」と自信をもって推せる。彼女のような存在はそう多くはないと思います。
MAMAMOOきっての七変化メンバー、フィイン
リードシングルの「Water Color」は、歌詞やMVの世界観が「HIP」に通ずるものを感じました。
「HIP」のMVは、4つの次元で構成されており「やっぱりMAMAMOOのメンバーであるこの次元がいいよね」というコンセプトだそう。そしてソラ=お姫様、ムンビョル=社長、ファサ=大統領をメンバーがそれぞれ1つの次元で演じています。
その中で、フィインは唯一”社会的に認められたトップ”の役を演じていません。
逆に、デモのリーダー、ヒッピー、芸術家とメンバーの中で最も枠にとらわれないミステリアスな役を演じている。
「Water Color」ではこんな歌詞があります。
大切に置いてあるこの筆で
もっと水気を含ませる 染みこむように
心のままに
私が抱く色を描き出す
華やかに咲かせる
この歌詞一つとっても、どんなコンセプトでも演じきれる彼女の魅力を凝縮している気がします。それもそのはず、フィインは
王道バラードも
やんちゃガールもバッチコイ。
4曲合わせて「光の三原色」
今回のアルバムの楽曲は、全体的に原色をベースにした衣装が目を引きました。
タイトルの「Redd」に、「Springtime」のグリーンのワンピース、そして「Water Color」のブルーのジャンプスーツ。
赤・緑・青というのは重ねると「光の三原色」の色であり、この3色でどんな色も作れると言われています。これなんかもカメレオン的なフィインのイメージと重なる。
アルバム「Redd」の中で「
面白いことに(?)、名刺代わりの「Water Clolor」から歌詞がだんだんアダルトになっていって、「TRASH」ではPH-1がこんなラップをしています
君と一緒にいると
君の体のことを考えてしまうんだ
手で一度感じてみて
僕の熱くなった体を
(これ歌番組で放送できんのか)
彼女はこれから何度も原色=イメージを回し、光へと昇華していく。
Redd + Green + Blue -> Light
— Mumm¥ (@mami_moo3) 2021年4月24日
Wheein’s RGB are going on forever.
フィインの「光の三原色」は永遠に回り続ける。#WHEEIN #MAMAMOO pic.twitter.com/HkUZWhGU8Z
あなたは名前の通り、輝ける人。
チョン・フィインに光あれ。