ここではごくごく一般のホーチミン旅行した際の「持ってってよかった」「行った場所レポート」などを書きます。
治安
数年前、同じ東南アジア圏の某首都で「日本人観光客がガイドさんの忠告に従わず夕方にホテルを数歩出たら、バイクに乗った集団にボコボコにされ身ぐるみはがされた」という話を聞いたことがあるのですが、ホーチミンはそれに比べると安全でした。
滞在期間が週末でもあったためか夜遅くまで車やバイクがバンバン走っており、20時くらいであれば街の中心部は女一人で歩いていても恐怖感はありませんでした。
(街灯は少ないですが、車やバイクのライトが街灯代わりになっている感じ)
Linhちゃんのコンサートから帰ってきた時は既に23時近かったものの、ホテルの数件隣のバーであれば、普通に行けましたし。
もちろん、油断は禁物です!
使ったもの
Vetjet
口コミ見ているとあまり評判がよろしくない()ようですが、不満はありませんでした。CAさんみんな感じよかったし、行きは出発が20分遅れくらい(到着はオンタイム)、帰りは時刻通りだったし。
ただ、行きは全然そうでもなかったが、帰り自分の震えで目覚めるほど寒くて(防寒対策でユニクロのウルトラライトダウンのコートを着ていたにも関わらず)、よく見たら
自分の席だけ空調の風直撃されてた。
なのでみなさん、寒いと思った時はまず空調をチェックしましょう。
タクシー配車アプリ「Grab」
ホーチミンはまだ地下鉄が走っておらず(2024年開通予定)、移動は車かバイクになります。
Grabはタイ発のタクシー配車アプリです。使い方はUberとかとほぼ同じであらかじめ料金設定されるため、ボラれる心配なし。配車してからの「あと何分で到着」という表示だけでなく、乗ってからも地図で目的地までの道筋とおおよその時間まで教えてくれます。
コンサート会場が宿泊先もある市内中心部から車で20~30分の場所だったのと、帰りは当然タクシーを呼ぶ必要があったので、このアプリに非常に助けられました。
15年前の初ホーチミン旅行ではやらなかった、バイクタクシーにも挑戦しました。
車は日本車、韓国車、ベトナム国産車と乗りましたが、どれも清潔で快適でした。
(バイクタクシーは約一名「このユニフォーム最後に洗ったのいつ?」というちょっと臭うドライバーさんがいましたが...)
最初現地でこのアプリを使おうとしたところ、事前に日本で登録したクレジットカードが「ご利用になれません」というエラーが出て一瞬あせりましたが、こちらの方法で解決しました。
【裏技】配車アプリGrabに日本でクレジットカードを登録する方法!! | リーマンマイラー家の楽しみ方
ほぼWifi使えないキューバ旅行で役に立った、ロシア人エンジニアが作ったとかいうナントカって地図アプリ(もう使ってないから覚えてない)以来の神アプリだった!
WiFiBOXのポケットWifi
で、外でスマホ使ってタクシー呼び出すため、初めてポケットWifiをレンタルしました。
(これまでの旅行では宿泊先のWifiで事足りていたので持ったことがない)
当初、他社のポケットWifiのレンタルを試みていたんですが、会話調にすると
私「明後日ベトナムに行くので貸してください」
他社「明後日!?急ですね。それでは出発当日に窓口でスタッフに在庫を確認してもらってください。9:00開店です。」
私「私の乗る便9:30出発やねんけど」
で無理だとわかったんですが、やす子のWifiはネットで予約、当日に空港に行って無人の自販機みたいな貸出機にスマホでバーコードをかざして取り出すだけ。対機械なのでたぶん24時間対応。しかも利用料金も他より安かった。
通信状況については、空港に降り立った直後とLinhちゃんのコンサート開演直前(みんな時間つぶしにセルフィーをSNSにアップしてたりゲームしてた)以外は普通に使えました。
行ったところ
サイゴンキッチュ
女子旅系のガイドブックには必ずと言っていいほど載っているお店。
私、Hoàng Thùy Linhちゃんのコンサートの注意事項で見落としていたものがありまして、それが「A4サイズ以上のカバンを持ち込まないこと」でした。
「A4サイズの書類もすっぽり入る」が売りのリュック持っていく予定で小さなカバンは用意していなかったため、「やだわ~現地調達しなきゃ~ランララン♪(旅先での現地調達好きな人)」とチェックしていたこのお店を訪れることに。
ここで良さげなバッグが無ければベンタイン市場でカゴバッグを買おう、と思っていたんですが、目移りするほど可愛いものが沢山ありました。
ここでB5くらいの、バッグインバッグにもなりそうなものやその他諸々をゲット。
Times Records
ベトナム、というより東南アジアでは音楽をCDよりもネットで聴くのがメジャーだそうで、ホーチミンでもCDショップはここくらいしかないようで。
「CD買わない文化」とはいえ、たまにアーティストさんが豪華BOXセットで売り出すこともあり、Linhちゃんも前作「Hoàng」とSee Tinhが収録された「LINK」がそのパターンで、「LINK」はコンサート会場で買えたんですが、「Hoàng」は手に入れることが出来ず、期待を込めてお店を訪れたのですが...
やはりありませんでした泣
でも、アーティストさんもこのお店に訪れるみたいで、サインが書かれたジャケットが何枚も飾られていました。ベトナム以外にも洋楽のCDやレコード、カセット(ベトナムにはまだ需要があるようです)も売られています。
中心部から車で10分くらいの所にあり(私はこれでバイクタクシーデビュー)、周りは観光客が入れるようなお店が他に見当たらないのですが、芸能人の方が落ち着いて来店できる様に敢えてこの場所を選んでいるのかもしれません。
先日はK-POPアーティストのHyunAも訪れて、今ベトナムで一番勢いのある女性ラッパー、TlinhちゃんのCDにメッセージを残していっていました。
ベトナム音楽に興味のある方、ぜひ行ってみてください。
Vincom Center
社会主義国のベトナムなので中国企業が幅を利かせているのかと思いきゃ、日本と韓国の企業がかなり進出しています(ホーチミンが南部の都市、というのもあると思いますが)。
ベトナムは現在、世界で3番目に韓流ファンが多いそうで(ベトナムの韓流ファン数、世界で3番目に多い|ポステ)、Hoàng Thùy Linhちゃんのコンサートが開催されたPhu Tho Stadiumでは、過去に2NE1や、SuperJuniorのユニットD&Eの公演もあったそうです。(思えばLinhちゃんの凝ったデザインのペンラや、コンサートでスローガン配られるなど、K-POP文化の影響をかなりうけているのがわかりました)
アクセス抜群のこのVincom Center、お土産買いに何度か訪れたスーパーもずっとK-POPがかかっていて(BTSの日本語オリジナル曲まで)、最上階の映画館はCJ運営でした。
レストラン街は日本の飲食店が多く、中には私の地元大阪でも見たことがない、チーズケーキで有名なPABLOのカフェが入っていました。
街歩きの休憩時にチーズケーキのシェイクを一杯。美味しかった。
あと日本の飲食店は街中でもそっこら中に点在していて、中には
「これ、どこのだれがやっとん!?」というお店も。
タカシマヤ
「コロナ中に閉店した」という記事をネットで見たんですが、ちゃんと営業していました。
中の作りは日本と同じで、お手洗いも綺麗でした。街のほぼど真ん中にあるので、トイレが気になる方はこちらに行かれることをお勧めします。
Hop On Hop Off Bus
どこの観光都市にも走っているアレです。
最終日は何も計画しておらず、帰りの便も翌1:00出発で時間たっぷりあったので
暇つぶしのつもりで乗ったんですが、快適で結構楽しかったです。
ホーチミン、約15年前に来た時と比べて縦にも横にもめちゃくちゃ大きくなっていて、足では回れなかったところも見ることが出来ました。
Wren Evansに並ぶベトナムミュージックシーンの大型新人、MONOくんのMVに映っていた高層ビル群を見ましたが、やっぱり遠くからでも生で見ると迫力があります!
MONO - 'Stay Cool' (Official Dance Version) - YouTube
実際私がバスの上から撮った写真↓
15年前は対岸に建物が建ってた記憶がない
この"アップデート"感、うらやましー!
ベトナム、国も音楽もさらなるご発展を!
(ずっと仲良くしましょ♥)
2023年のコンサート目的のベトナム旅ブログ、これにて完結❗️